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2025.07.13

現場のプロに聞く!エアコン設置ミスを防ぐ3つの基本

こんにちは。家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

エアコン設置工事の品質は、まさに“現場力”がすべて。
お客様からすれば、『買ったその日に快適に使えるかどうか』が何より重要です。

私たちJTTグループでは、年間数万件に及ぶ設置工事を各地の協力会社様と連携して行っており、日々技術力と安全性の向上に取り組んでいます。

今回は、実際に現場で活躍している協力会社のベテラン職人・Hさん(愛知県/施工歴12年)に、「ありがちな設置ミス」とその防止の基本3原則を聞きました。

よくある設置ミスとその背景

新人の頃、よく注意されたことは?

「一番多かったのは“配管の曲げすぎ”ですね。早く作業を終わらせたい気持ちが先行してしまうと、確認不足が起きやすくなります。」

今でも油断しがちなポイントは?

「室外機の置き場です。水平じゃなかったり、風通しが悪い場所だと性能が落ちます。設置後にお客様に注意されて、再設置したことも。“設置前に1分悩む”ほうが、“やり直し1時間”よりよっぽどいいですね。」

設置ミスを防ぐ「3つの基本」

Hさんに伺った、新人でもベテランでも守っている「ミス防止の3原則」がこちらです!

1.「見えるところより、見えない部分」こそ慎重に

設置作業では、室内機の水平や配管の露出具合など“見た目”に気を取られがちです。

しかし、重要なのは壁内部の貫通部や配管のつなぎ部分など、普段見えない箇所。

「仕上がりはよくても、室内で水漏れが起きたら台無し。だからこそ、養生テープの扱いやパテ処理、ドレン勾配など細かい部分に気を使うことが一番大事」とHさん。

2.設置前の「5分確認」で、やり直しゼロへ

設置作業に入る前に「建築構造」「電源容量」「配管取り回し」「ドレン出口」「室外機スペース」を5分で一通り確認するだけで、トラブルの8割は防げるそうです。

「配管の長さが足りなかったり、屋根置き用の架台が必要なのに、準備できてなかったり。“始める前の確認”が不十分だと、作業中に無駄が生じて、お客様の印象も悪くなります。」

3.声出し確認・設置後の「3分確認」がプロの証

「2人1組で作業するなら、必ず“声に出して確認”する癖をつけること。
たとえば、“ドレン抜けたね?”“室外機電源つないだよ”と、口に出して相互にチェックするだけで、ヒューマンエラーは激減します。」

「また、設置完了後の「3分確認」がもっとも重要です!
人間誰しもミスはします。でも、プロとしてお金をいただいている以上ミスは許されません。
完了後に、お客様からのクレームで再訪問となってしまった場合、お客様からの信頼も失い、作業時間・往復の時間もロスするうえ、本来別の案件を受注できた分も機会損失となってしまいます。

なので、再作業はしない!次に訪問するのは、お客様がまた買い替えされたとき!という覚悟を持って業務にあたっています。 」

チェックリストで“見落としゼロ”を目指す

JTTグループでは、設置完了後に使用できる“設置確認チェックリスト”を全現場で使っています。

スピードと品質の両方を確保するために、重要なツールとなります。

最後に:現場は「慣れた時こそ要注意」

Hさんは最後にこう語ってくれました。

「10年以上やっていても、“今日はイージーミスしそうだな”と感じる日があります。だからこそ、自分の確認リズムを決めておくことがプロの責任だと思っています。」

エアコン設置工事は、お客様の暮らしに直結する仕事。
だからこそ、「速く」よりも「確実に」。
私たちJTTグループは、すべての現場で“安心して任せられる工事”を追求し続けます。

  • 案件数多数

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