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2025年07月

2025.07.24

第二種電気工事士ってどんな資格?未経験からでも取れる国家資格の魅力~難易度・独学勉強法など徹底解説!~

こんにちは。
家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

今回は、エアコン設置工事をする際に、必要となる「第二種電気工事士」資格についてご紹介します!

✅ 第二種電気工事士とは?

一般住宅や小規模な建物の電気設備工事(600V以下)を安全に行うための国家資格です。電気配線、照明、コンセント、エアコン、分電盤の取り付けなどの作業を行う際に、法律上この資格が必要とされます。

2025年時点では、年2回試験が実施されています。
試験スケジュールなど詳細は、下記よりご確認ください。
https://www.shiken.or.jp/construction/second/

📚 資格の難易度

  • 難易度:やや易しめ~中程度
    合格率は例年 筆記試験:約60〜70%、技能試験:約70〜80% と比較的高めです。
  • 独学でも十分合格可能なレベルですが、技能試験では正確な作業と工具の扱いが求められます。
  • 実技では候補問題(13問)があらかじめ公開されており、対策が立てやすいのも特徴。

🎓 どんな人が取得している?

  • 設備系・建築系・空調系の仕事に就いている人
    → 例:電気工事業者、エアコン取付業者、ビルメンテナンス業者、工務店社員など
  • 転職や独立を目指す社会人
    → 資格を活かして電気工事士として独立開業する人もいます
  • 未経験から技術職を目指す人
    →異業種からの転職者や就職活動前の取得も増えています
  • 高校・専門学校の電気系学生
    → 授業で対策し、在学中に取得するケースも多いです

🔥 人気の理由・魅力

  • 安定したニーズ(エアコン・照明・リフォームなど生活インフラに直結)
  • 資格がないとできない独占業務(無資格での作業は違法)
  • 就職・転職に強い(電工求人は常に多く、待遇も安定)
  • 独立・副業の道もある(実務経験と追加資格で第一種も視野に)

🎓 独学で合格するための基本ステップ

STEP①|筆記試験の対策(まずは基礎固め)

  • 学習時間目安:1~2ヶ月(50〜100時間)
  • 出題範囲:電気理論、配線図、法規、安全、工具や部材など
  • 狙われやすい分野を重点的に!以下がおすすめの順です:
    配線図
    電気理論(オームの法則など)
    器具と配線材料
    法規
    接地と保安
  • 過去問を繰り返し解くのが王道(過去5年分を最低2回)

STEP②|技能試験の対策(手を動かす練習)

  • 学習時間目安:1~1.5ヶ月(40〜60時間)
  • 候補問題は13問に限定され、事前にすべて公開されている!
  • 合格のポイントは「スピード」「ミスをしない」「結線を確実に」
  • 候補問題をすべて何度も練習。最低でも1つの問題につき2〜3回

✅ 技能練習のコツ

  1. 配線図を見て即組めるよう、回路のパターンを頭で理解しておく
  2. 「リングスリーブ圧着」「器具の取り付け」「VVFストリップ」などは練習あるのみ
  3. 本番のような制限時間(40分)で練習すると実力が上がる

🗓 合格スケジュール例(独学向け)

時期 目標
1〜2ヶ月前 筆記の基礎知識をインプット、問題演習スタート
1ヶ月前 筆記過去問を反復/模擬試験に取り組む
筆記合格後〜技能試験までの1.5ヶ月 候補問題13問を1問ずつ丁寧に練習
技能試験直前の2週間 全問題を本番同様にタイム計測して繰り返し練習

💡 独学合格のためのコツ

ポイント 内容
過去問重視 筆記は過去問が最重要!パターンは繰り返される
実技は手慣れ勝負 技能試験は「手が覚える」まで繰り返す
工具に慣れる 苦手な工具の使い方(ストリッパーや圧着)を克服
時間管理 技能試験は40分。時間内に仕上げる訓練を
動画活用 YouTubeなどにある実技解説動画が非常に有用

✅ 1ヶ月で合格した人の勉強例(平日+週末型)

▶︎ 前提条件

  • 過去に電気の知識がない初心者
  • 平日:1〜2時間、休日:3〜4時間確保
  • 勉強時間の目安:合計70〜100時間

🗓 1ヶ月スケジュール例(上期・下期共通)

期間

内容

ポイント

1週目(Day 1〜7)

テキストを読みながら基本を理解/過去問に手をつけ始める

電気理論・法規より「配線図」優先。全体の概要を掴む

2週目(Day 8〜14)

過去問演習中心。間違えた問題を復習・暗記

出題傾向に慣れる。毎日1年分、週末に2年分まとめ解き

3週目(Day 15〜21)

苦手分野の克服。模擬試験形式で時間配分を意識

筆記問題の正答率が80%を超えればOK。技能の動画も見始める

4週目(Day 22〜30) 筆記の総復習 + 技能試験の予習(工具の扱いに慣れる) 筆記終了後すぐに技能へ移れるよう、道具の注文も済ませておく

📈 この資格を活かせる場面

  • エアコンや家電の取り付け工事
  • リフォーム工事(照明・コンセント移設)
  • 太陽光・蓄電池・EVコンセント設置
  • ビル・工場などの設備管理
  • 副業や独立開業の第一歩にも!

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エアコン設置工事やリフォームの電気工事など活躍できる場はいっぱい!
ゆくゆくは独立を考えている方も大歓迎!

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  • 未経験OK

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2025.07.13

現場のプロに聞く!エアコン設置ミスを防ぐ3つの基本

こんにちは。家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

エアコン設置工事の品質は、まさに“現場力”がすべて。
お客様からすれば、『買ったその日に快適に使えるかどうか』が何より重要です。

私たちJTTグループでは、年間数万件に及ぶ設置工事を各地の協力会社様と連携して行っており、日々技術力と安全性の向上に取り組んでいます。

今回は、実際に現場で活躍している協力会社のベテラン職人・Hさん(愛知県/施工歴12年)に、「ありがちな設置ミス」とその防止の基本3原則を聞きました。

よくある設置ミスとその背景

新人の頃、よく注意されたことは?

「一番多かったのは“配管の曲げすぎ”ですね。早く作業を終わらせたい気持ちが先行してしまうと、確認不足が起きやすくなります。」

今でも油断しがちなポイントは?

「室外機の置き場です。水平じゃなかったり、風通しが悪い場所だと性能が落ちます。設置後にお客様に注意されて、再設置したことも。“設置前に1分悩む”ほうが、“やり直し1時間”よりよっぽどいいですね。」

設置ミスを防ぐ「3つの基本」

Hさんに伺った、新人でもベテランでも守っている「ミス防止の3原則」がこちらです!

1.「見えるところより、見えない部分」こそ慎重に

設置作業では、室内機の水平や配管の露出具合など“見た目”に気を取られがちです。

しかし、重要なのは壁内部の貫通部や配管のつなぎ部分など、普段見えない箇所。

「仕上がりはよくても、室内で水漏れが起きたら台無し。だからこそ、養生テープの扱いやパテ処理、ドレン勾配など細かい部分に気を使うことが一番大事」とHさん。

2.設置前の「5分確認」で、やり直しゼロへ

設置作業に入る前に「建築構造」「電源容量」「配管取り回し」「ドレン出口」「室外機スペース」を5分で一通り確認するだけで、トラブルの8割は防げるそうです。

「配管の長さが足りなかったり、屋根置き用の架台が必要なのに、準備できてなかったり。“始める前の確認”が不十分だと、作業中に無駄が生じて、お客様の印象も悪くなります。」

3.声出し確認・設置後の「3分確認」がプロの証

「2人1組で作業するなら、必ず“声に出して確認”する癖をつけること。
たとえば、“ドレン抜けたね?”“室外機電源つないだよ”と、口に出して相互にチェックするだけで、ヒューマンエラーは激減します。」

「また、設置完了後の「3分確認」がもっとも重要です!
人間誰しもミスはします。でも、プロとしてお金をいただいている以上ミスは許されません。
完了後に、お客様からのクレームで再訪問となってしまった場合、お客様からの信頼も失い、作業時間・往復の時間もロスするうえ、本来別の案件を受注できた分も機会損失となってしまいます。

なので、再作業はしない!次に訪問するのは、お客様がまた買い替えされたとき!という覚悟を持って業務にあたっています。 」

チェックリストで“見落としゼロ”を目指す

JTTグループでは、設置完了後に使用できる“設置確認チェックリスト”を全現場で使っています。

スピードと品質の両方を確保するために、重要なツールとなります。

最後に:現場は「慣れた時こそ要注意」

Hさんは最後にこう語ってくれました。

「10年以上やっていても、“今日はイージーミスしそうだな”と感じる日があります。だからこそ、自分の確認リズムを決めておくことがプロの責任だと思っています。」

エアコン設置工事は、お客様の暮らしに直結する仕事。
だからこそ、「速く」よりも「確実に」。
私たちJTTグループは、すべての現場で“安心して任せられる工事”を追求し続けます。

  • 案件数多数

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