関西・中部のエアコン設置工事・電気工事リフォームは京都府八幡市のJTTグループまで
2025.08.15
こんにちは。
家電配送設置・エアコン取付事業を行っているJTTグループです!
冷蔵庫は、家庭で24時間365日稼働し続ける数少ない家電です。そのため、設置の仕方ひとつで年間の電気代に大きな差が出ることをご存じでしょうか?
今回は、「冷蔵庫の置き場所」と「設置環境」によって変わる電気代や故障リスク、寿命について、プロ目線でわかりやすく解説します。
「今すぐできる節電術」や「見落としがちな注意点」もあわせてご紹介します。
冷蔵庫は、内部の温度を一定に保つためにコンプレッサーや冷却ファンが自動で動いています。
このとき、周囲の気温や通気性、日当たりなどの環境条件によって、冷却に必要なエネルギー量が変わってきます。
つまり、設置場所が悪ければ…
逆に、最適な設置環境に整えるだけで、年間1,000〜3,000円以上の節電になることも!
ここでは、特に避けるべき設置方法を紹介します。
冷蔵庫は、背面や左右の放熱スペース(放熱板)から熱を外に逃がす構造になっています。
壁にピッタリ設置すると熱がこもって冷却効率が落ちるだけでなく、コンプレッサーに負荷がかかり故障の原因にもなります。
🔻推奨クリアランス(目安)
背面:5〜10cm以上
左右:2cm以上
上部:5cm以上
※機種により異なるため、取扱説明書の指示を確認しましょう。
日中、日が差し込むキッチンの窓際に冷蔵庫を置いていませんか?
直射日光が当たると、冷蔵庫の表面温度が上がり内部も影響を受けます。
その結果、冷却時間が長くなり電気代が増加+内部温度も不安定になります。
できるだけ、日陰になる壁側に設置しましょう。
調理家電の熱が伝わる位置に冷蔵庫があると、冷蔵庫の冷却機能に影響します。
また、油はねや蒸気も内部部品にダメージを与えかねません。
可能な限り、熱源とは30cm以上離すか、耐熱パネルを挟む工夫が必要です。
冷蔵庫の設置場所を適切に整えることで、次のような効果が期待できます。
✅① 年間の電気代を節約
冷却効率が上がることで消費電力が抑えられ、家計にやさしくなります。
✅② 寿命が延びる
コンプレッサーやファンへの負荷が減るため、故障リスクが下がります。
✅③ 冷却力が安定し食品の劣化を防ぐ
設定温度を正確に保てるため、食材が傷みにくくなります。
✅④ 音や振動が少なくなる
壁との干渉や振動が減ることで、生活音としてのストレスも軽減されます。
マンションや賃貸住宅では、冷蔵庫の配置スペースが限られていることもあります。
そんなときは、次のような工夫が有効です。
→ コンロや電子レンジの熱を遮断できる
→ 通気性を改善し、熱がこもりにくくなる
→ 上部の放熱や冷却ファンの通気を確保する
配置だけでなく、日常の使い方次第でも消費電力が変わってきます。
✅ドアの開閉は手早く
→ 開けっぱなしは温度上昇の原因。必要な物を先に決めておくのが◎
✅庫内は詰めすぎず、7〜8割がベスト
→ 詰めすぎると空気の流れが悪くなり、冷却効率ダウン
✅月に1度は庫内を整理・掃除
→ 霜取り機能が働きやすくなり、内部温度が安定
✅設置後すぐに電源を入れない
→ 新設置時や移動後は、30分~1時間ほどおいてから電源ONが基本(オイルが戻る時間が必要)
冷蔵庫の設置場所や環境が、電気代・冷却効率・寿命すべてに影響を与えることが分かりましたか?
正しく設置すれば、冷蔵庫自体の性能を最大限に引き出せ、家計にもやさしくなります。
ちょっとした工夫で、年間数千円の節約+長寿命化+快適な暮らしが実現できます。
「引っ越し先での設置」や「買い替え時の再配置」などのタイミングで、ぜひ見直してみてください!
JTTグループはヤマダデンキの専属パートナーとして、家電配送設置を請け負っております。