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コラム

2025.08.01

生活の質を向上させる家電のトレンド2025 〜“ゆとり時間”をすべての人に〜

こんにちは。
家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

「もっと時間があれば」「家事がなければ、やりたいことができるのに」。
そんな日常の“ため息”を、今、テクノロジーが大きく変えようとしています。

2025年の現在、私たちの生活に欠かせない存在となったのが、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を搭載した次世代家電。これらは単なる便利ツールではなく、生活の質そのものを根本から変える力を持っています。

本記事では、「家事による時間的負担」や「日本社会に根強い性別役割意識」などの背景を踏まえつつ、2025年の注目家電トレンドを紹介し、より公平で豊かな暮らしを提案します。

家事時間の現実:日本の女性は今も「家事の主役」

まず知っておきたいのは、日本における家事時間の男女差という現実です。国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、

  • 女性の平日の家事時間:平均4時間7分
  • 男性の平日の家事時間:平均47分

という大きな差が存在しています。休日でも、

  • 女性:4時間44分
  • 男性:1時間6分

と、女性の家事負担が圧倒的に多いのが現状です。

特に出産や子育てをきっかけに、家事や育児を女性が一手に担うケースが多く、こうした傾向は30代以降に顕著になります。家事時間が1日2時間以上という女性は65〜70%にのぼるという報告もあり、これは性別役割分担意識が根強く残っている証拠とも言えるでしょう。

さらに、日本の女性の家事時間はOECD諸国の中でも長い水準にあります。

にもかかわらず、有償労働時間(仕事の時間)はOECD平均よりも長く、日本の女性は“ダブルワーク”状態にあるともいえるのです。

AI家電がもたらす「9,000時間の自由時間」

こうした背景の中、家事を効率化・自動化する家電の存在が、まさに“時代の要請”となっています。

週刊女性(2018年4月17日号)の試算によると、AI家電を導入することで生涯で最大9,000時間の節約が可能とされています。

例えば、家事を人が手作業でこなすと仮定すると――

  • 掃除:30分
  • 炊飯(3食分):1時間
  • 洗濯:1時間
  • 食器洗い:30分

合計:1日約3時間(年間約1,000時間)

これを50年間続けると約5万時間。

ここからAI家電で約9,000時間を短縮できるとすれば、時給1,000円換算でも900万円~1,000万円相当の価値になります。

つまり、AI家電は単なる便利グッズではなく、人生の時間を取り戻す“投資対象”と言えるのです。

家電の進化は「家事の公平化」にもつながる

今後、AI家電や時短調理の普及は、単に生活を便利にするだけでなく、家庭内の家事分担の見直しや、ジェンダー平等の推進にも貢献すると期待されています。

東京新聞によれば、男性の育休取得の増加や、時短家電・調理済み食品の活用が、男女の家事時間の差を縮める有効な手段として注目されています。

トレンド1:掃除は「完全自動化」へ

◎ロボット掃除機
進化したロボット掃除機は部屋の構造を学習し、家具や障害物を避けて自律的に掃除。ゴミの収集も自動で、外出先からスマホ操作も可能です。

◎コードレス掃除機
コードの煩わしさがないだけでなく、軽量・高出力。階段や狭い場所の掃除が楽になります。

◎窓用ロボット掃除機
手の届きにくい窓も、吸着型のロボットが丁寧に拭き取り。高所や共働き世帯でも安全かつ効率的です。

トレンド2:料理・片付けを「放置で完結」

◎食器洗い乾燥機
毎日の食器洗いに費やす30分×2回=1日1時間が、ほぼゼロに。
水道代の節約にもなり、家計にも地球にもやさしい家電です。

◎マルチクッカー&スロークッカー
食材をセットしてボタンを押せば、煮込み・炒め物・炊飯まで全自動。
スロークッカーなら低温調理で、素材の旨味を引き出しながら放置調理が可能です。

◎スマート冷蔵庫
在庫・賞味期限の管理から、レシピ提案までこなす「キッチンの頭脳」。食材のムダも削減し、買い物の手間も軽減されます。

トレンド3:健康と癒しを守る“空間づくり家電”

◎空気清浄機・加湿器
AIが室内環境を学習し、最適な空気を自動調整。花粉・PM2.5対策にも有効で、睡眠の質が劇的に改善されます。

◎マッサージチェア
プロレベルのマッサージを自宅で。日常の疲労を和らげるだけでなく、肩こり・腰痛の予防、精神的なリラックスにも。

トレンド4:音声&ジェスチャー操作で“触らず使える”時代へ

今や音声アシスタント搭載のスマート家電は珍しくありません。エアコン、照明、テレビ、炊飯器など、多くの家電が声で操作できる時代です。

さらに、センサーとカメラによるジェスチャー操作も注目の技術に。手をかざすだけでオン・オフが切り替わるなど、触れる必要がない非接触操作は、衛生面や高齢者対応にも適しています。

▼最新のAI家電活用術はここでチェック!

「何を買えば本当に効果があるのか」
「家電で生活はどこまで変わるのか」

そう思った方は、ヤマダデンキ公式ブログが非常に参考になります。AI家電による生活の変化や、具体的な使い方、選び方のポイントまで幅広く網羅されています。

【2025年】QOLを上げる家電のおすすめ16選!

最後に:家事ラク家電ですべての人に「ゆとり」と「自由」を

最新の家電は、単なる時短ツールではありません。
それは、家族との時間、自分の時間、健康、安心、そして未来を生み出すパートナーです。

家電の力を正しく選び、活用することで、私たちはより自由に、より豊かに生きることができます。特に、日々家事と育児に奮闘する女性たち、共働き世帯、介護を担う家庭にとって、家電はただの“便利な道具”を超えて、生活の質を大きく向上させる大きな力を持っています。

家事や育児に追われる日々、限られた時間を有効活用するためのサポートが、家電によって実現します。例えば、AI家電がもたらす「時間の自由」は、仕事や趣味、家族との貴重な時間を持つための一助となり、結果として心のゆとりを生むでしょう。また、家事の負担が軽減されることで、身体的・精神的な健康も守られ、生活全体のクオリティが向上します。

これからの時代、テクノロジーと共に暮らすことは、もはや選択肢ではなく、より良い生活を実現するための必須条件ともいえるでしょう。AI家電の進化は、私たちが本当に大切にすべき時間や価値を守り、より豊かで自由な生活を提供してくれるはずです。

そのためにも、自分にぴったりの家電を選び、活用することが重要です。テクノロジーに頼ることで、家事から解放され、心にゆとりを持つことができるという、これまでになかった生活の可能性をぜひ実感してみてください。

ヤマダデンキには、そんなあなたの生活を支える最新家電が揃っています。自分自身と家族の時間を守るために、ぜひ一度、最新の家電で暮らしをアップデートしてみてください。

2025.07.24

第二種電気工事士ってどんな資格?未経験からでも取れる国家資格の魅力~難易度・独学勉強法など徹底解説!~

こんにちは。
家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

今回は、エアコン設置工事をする際に、必要となる「第二種電気工事士」資格についてご紹介します!

✅ 第二種電気工事士とは?

一般住宅や小規模な建物の電気設備工事(600V以下)を安全に行うための国家資格です。電気配線、照明、コンセント、エアコン、分電盤の取り付けなどの作業を行う際に、法律上この資格が必要とされます。

2025年時点では、年2回試験が実施されています。
試験スケジュールなど詳細は、下記よりご確認ください。
https://www.shiken.or.jp/construction/second/

📚 資格の難易度

  • 難易度:やや易しめ~中程度
    合格率は例年 筆記試験:約60〜70%、技能試験:約70〜80% と比較的高めです。
  • 独学でも十分合格可能なレベルですが、技能試験では正確な作業と工具の扱いが求められます。
  • 実技では候補問題(13問)があらかじめ公開されており、対策が立てやすいのも特徴。

🎓 どんな人が取得している?

  • 設備系・建築系・空調系の仕事に就いている人
    → 例:電気工事業者、エアコン取付業者、ビルメンテナンス業者、工務店社員など
  • 転職や独立を目指す社会人
    → 資格を活かして電気工事士として独立開業する人もいます
  • 未経験から技術職を目指す人
    →異業種からの転職者や就職活動前の取得も増えています
  • 高校・専門学校の電気系学生
    → 授業で対策し、在学中に取得するケースも多いです

🔥 人気の理由・魅力

  • 安定したニーズ(エアコン・照明・リフォームなど生活インフラに直結)
  • 資格がないとできない独占業務(無資格での作業は違法)
  • 就職・転職に強い(電工求人は常に多く、待遇も安定)
  • 独立・副業の道もある(実務経験と追加資格で第一種も視野に)

🎓 独学で合格するための基本ステップ

STEP①|筆記試験の対策(まずは基礎固め)

  • 学習時間目安:1~2ヶ月(50〜100時間)
  • 出題範囲:電気理論、配線図、法規、安全、工具や部材など
  • 狙われやすい分野を重点的に!以下がおすすめの順です:
    配線図
    電気理論(オームの法則など)
    器具と配線材料
    法規
    接地と保安
  • 過去問を繰り返し解くのが王道(過去5年分を最低2回)

STEP②|技能試験の対策(手を動かす練習)

  • 学習時間目安:1~1.5ヶ月(40〜60時間)
  • 候補問題は13問に限定され、事前にすべて公開されている!
  • 合格のポイントは「スピード」「ミスをしない」「結線を確実に」
  • 候補問題をすべて何度も練習。最低でも1つの問題につき2〜3回

✅ 技能練習のコツ

  1. 配線図を見て即組めるよう、回路のパターンを頭で理解しておく
  2. 「リングスリーブ圧着」「器具の取り付け」「VVFストリップ」などは練習あるのみ
  3. 本番のような制限時間(40分)で練習すると実力が上がる

🗓 合格スケジュール例(独学向け)

時期 目標
1〜2ヶ月前 筆記の基礎知識をインプット、問題演習スタート
1ヶ月前 筆記過去問を反復/模擬試験に取り組む
筆記合格後〜技能試験までの1.5ヶ月 候補問題13問を1問ずつ丁寧に練習
技能試験直前の2週間 全問題を本番同様にタイム計測して繰り返し練習

💡 独学合格のためのコツ

ポイント 内容
過去問重視 筆記は過去問が最重要!パターンは繰り返される
実技は手慣れ勝負 技能試験は「手が覚える」まで繰り返す
工具に慣れる 苦手な工具の使い方(ストリッパーや圧着)を克服
時間管理 技能試験は40分。時間内に仕上げる訓練を
動画活用 YouTubeなどにある実技解説動画が非常に有用

✅ 1ヶ月で合格した人の勉強例(平日+週末型)

▶︎ 前提条件

  • 過去に電気の知識がない初心者
  • 平日:1〜2時間、休日:3〜4時間確保
  • 勉強時間の目安:合計70〜100時間

🗓 1ヶ月スケジュール例(上期・下期共通)

期間

内容

ポイント

1週目(Day 1〜7)

テキストを読みながら基本を理解/過去問に手をつけ始める

電気理論・法規より「配線図」優先。全体の概要を掴む

2週目(Day 8〜14)

過去問演習中心。間違えた問題を復習・暗記

出題傾向に慣れる。毎日1年分、週末に2年分まとめ解き

3週目(Day 15〜21)

苦手分野の克服。模擬試験形式で時間配分を意識

筆記問題の正答率が80%を超えればOK。技能の動画も見始める

4週目(Day 22〜30) 筆記の総復習 + 技能試験の予習(工具の扱いに慣れる) 筆記終了後すぐに技能へ移れるよう、道具の注文も済ませておく

📈 この資格を活かせる場面

  • エアコンや家電の取り付け工事
  • リフォーム工事(照明・コンセント移設)
  • 太陽光・蓄電池・EVコンセント設置
  • ビル・工場などの設備管理
  • 副業や独立開業の第一歩にも!

資格を取得してJTTグループで活躍しませんか?

エアコン設置工事やリフォームの電気工事など活躍できる場はいっぱい!
ゆくゆくは独立を考えている方も大歓迎!

業務委託として副業で働くこともOK!

  • 未経験OK

エアコン設置スタッフ募集

大手家電量販店より依頼を請け、お客様宅へ家電製品の配送・設置・施工サービスを行っています。一緒にお客様の快適な暮らしを実現しませんか?

2025.07.13

現場のプロに聞く!エアコン設置ミスを防ぐ3つの基本

こんにちは。家電配送・エアコン取付のJTTグループです!

エアコン設置工事の品質は、まさに“現場力”がすべて。
お客様からすれば、『買ったその日に快適に使えるかどうか』が何より重要です。

私たちJTTグループでは、年間数万件に及ぶ設置工事を各地の協力会社様と連携して行っており、日々技術力と安全性の向上に取り組んでいます。

今回は、実際に現場で活躍している協力会社のベテラン職人・Hさん(愛知県/施工歴12年)に、「ありがちな設置ミス」とその防止の基本3原則を聞きました。

よくある設置ミスとその背景

新人の頃、よく注意されたことは?

「一番多かったのは“配管の曲げすぎ”ですね。早く作業を終わらせたい気持ちが先行してしまうと、確認不足が起きやすくなります。」

今でも油断しがちなポイントは?

「室外機の置き場です。水平じゃなかったり、風通しが悪い場所だと性能が落ちます。設置後にお客様に注意されて、再設置したことも。“設置前に1分悩む”ほうが、“やり直し1時間”よりよっぽどいいですね。」

設置ミスを防ぐ「3つの基本」

Hさんに伺った、新人でもベテランでも守っている「ミス防止の3原則」がこちらです!

1.「見えるところより、見えない部分」こそ慎重に

設置作業では、室内機の水平や配管の露出具合など“見た目”に気を取られがちです。

しかし、重要なのは壁内部の貫通部や配管のつなぎ部分など、普段見えない箇所。

「仕上がりはよくても、室内で水漏れが起きたら台無し。だからこそ、養生テープの扱いやパテ処理、ドレン勾配など細かい部分に気を使うことが一番大事」とHさん。

2.設置前の「5分確認」で、やり直しゼロへ

設置作業に入る前に「建築構造」「電源容量」「配管取り回し」「ドレン出口」「室外機スペース」を5分で一通り確認するだけで、トラブルの8割は防げるそうです。

「配管の長さが足りなかったり、屋根置き用の架台が必要なのに、準備できてなかったり。“始める前の確認”が不十分だと、作業中に無駄が生じて、お客様の印象も悪くなります。」

3.声出し確認・設置後の「3分確認」がプロの証

「2人1組で作業するなら、必ず“声に出して確認”する癖をつけること。
たとえば、“ドレン抜けたね?”“室外機電源つないだよ”と、口に出して相互にチェックするだけで、ヒューマンエラーは激減します。」

「また、設置完了後の「3分確認」がもっとも重要です!
人間誰しもミスはします。でも、プロとしてお金をいただいている以上ミスは許されません。
完了後に、お客様からのクレームで再訪問となってしまった場合、お客様からの信頼も失い、作業時間・往復の時間もロスするうえ、本来別の案件を受注できた分も機会損失となってしまいます。

なので、再作業はしない!次に訪問するのは、お客様がまた買い替えされたとき!という覚悟を持って業務にあたっています。 」

チェックリストで“見落としゼロ”を目指す

JTTグループでは、設置完了後に使用できる“設置確認チェックリスト”を全現場で使っています。

スピードと品質の両方を確保するために、重要なツールとなります。

最後に:現場は「慣れた時こそ要注意」

Hさんは最後にこう語ってくれました。

「10年以上やっていても、“今日はイージーミスしそうだな”と感じる日があります。だからこそ、自分の確認リズムを決めておくことがプロの責任だと思っています。」

エアコン設置工事は、お客様の暮らしに直結する仕事。
だからこそ、「速く」よりも「確実に」。
私たちJTTグループは、すべての現場で“安心して任せられる工事”を追求し続けます。

  • 案件数多数

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