家電配送設置・エアコン取付工事・リフォーム等に関するブログ

2026.05.19

エアコンは今買うべき?2027年問題と部材高騰をプロが本音解説

「最近エアコンが高くなった気がする…」

「量販店に行っても希望機種の納期が長い…」

そんな声が、2026年に入ってから一気に増えています。

その背景にあるのが、いま業界で話題になっている

“エアコン2027年問題” と、

中東情勢による部材価格の高騰・供給不安です。

実際に工事現場でも、

欲しい機種が手に入らない

スタンダードモデルが減っている

銅管や配管部材が値上がりしている

工事予約が早く埋まる

といった状況が起き始めています。

今回は、エアコン工事の現場目線で、

「これから何が起こるのか?」

「今買った方がいいのか?」

をわかりやすく解説します。

そもそも「エアコン2027年問題」とは?

2027年度から、家庭用エアコンの省エネ基準が大幅に引き上げられます。

簡単に言うと、

「今まで販売できていた低価格・低効率モデルが作れなくなる」

ということです。

特に影響が大きいのが、いわゆる“スタンダード機”。

これまで各メーカーが販売していた、

とにかく安いモデル

必要最低限の機能だけの機種

は、新しい省エネ基準をクリアできず、

製造終了になる可能性が高いと言われています。

なぜ価格が上がるの?

新基準に対応するには、

  • 高性能コンプレッサー
  • 高効率熱交換器
  • 省エネ制御機能

などが必要になります。

つまり、

「安く作る」が難しくなる

ということです。

今後はメーカー各社とも、

高性能モデル中心のラインナップへ移行していくため、

エアコン本体価格の上昇

は避けられないと見られています。

実は“もう始まっている”駆け込み需要

最近、量販店やネットショップで

「在庫限り」

「生産終了予定」

「納期未定」

という表示を見かけることが増えていませんか?

これはメーカー側が、

2027年基準へ向けて製品整理を始めている影響もあります。

特に人気なのは、

6畳用

10畳用

シンプル機能の低価格帯

こうしたモデルは需要が集中しやすく、

夏前には在庫切れになるケースもあります。

さらに追い打ち…中東情勢による部材高騰

2026年以降、エアコン業界で深刻なのが

部材価格の上昇です。

特に影響が大きいのが、

■ 銅管

エアコン配管に必須。

銅価格の高騰に加え、物流コスト上昇も重なり、

以前よりかなり高くなっています。

■ プラスチック部材

原料となるナフサ価格が上昇。

室外機や内部部品にも影響が出ています。

■ 物流コスト

中東情勢の緊迫化による原油価格上昇で、

輸送費

倉庫費用

配送コスト

も上昇しています。

工事現場では何が起きている?

実際の現場では、すでにこんな変化があります。

工事費の上昇

配管・部材価格上昇により、

以前と同じ価格では施工が難しくなっています。

部材欠品

特定サイズの配管や化粧カバーが欠品することも。

特に繁忙期は影響が大きくなります。

工事予約が取りづらい

「暑くなってから交換しよう」

と考える方が多いため、

6〜8月は毎年予約が集中します。

さらに2027年問題が重なることで、

“工事したくても予約が取れない”

というケースも増える可能性があります。

結局、今買うべき?

結論から言うと、

「安価なスタンダード機を希望するなら、早めがおすすめ」

です。

理由はシンプルで、

  • 今後、低価格モデルが減る可能性が高い
  • 本体価格が上がる可能性
  • 部材高騰で工事費も上がる可能性
  • 夏場は在庫・工事ともに混雑する

からです。

特に、

  • 10年以上使用している
  • 冷えが悪い
  • 電気代が高い
  • 異音がする

こうした症状がある場合は、

真夏に突然故障する前の交換がおすすめです。

2026〜2027年は“早め行動”がポイント

エアコンは、

「壊れてから買う」


より、


「壊れる前に余裕を持って交換する」

方が、

  • 機種を選べる
  • 工事日を選べる
  • 価格も比較しやすい

というメリットがあります。

2027年問題と部材高騰が重なる今後は、

これまで以上に“早めの準備”が重要になりそうです。

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